1973-07-11 第71回国会 参議院 本会議 第28号
第四に、漁業の国際協力を目ざす国際漁業協力財団は、十分な機能を発揮することができるのか。農産物の開発輸入等におきまして、農林、外務両省の間になわ張り争いがある、こういうことが新聞紙上でいわれておりますが、漁業開発についてはそのようなことはないのか。また、明年度予算で、この財団に十分な財政措置を講ずる考えがあるか。この点を伺いたいと思います。
第四に、漁業の国際協力を目ざす国際漁業協力財団は、十分な機能を発揮することができるのか。農産物の開発輸入等におきまして、農林、外務両省の間になわ張り争いがある、こういうことが新聞紙上でいわれておりますが、漁業開発についてはそのようなことはないのか。また、明年度予算で、この財団に十分な財政措置を講ずる考えがあるか。この点を伺いたいと思います。
したがって、今後における遠洋漁業につきましては、国際協力をあらゆる面でしていかなければならない、こういうことで、先般、国際漁業協力財団、これを設置いたしまして、また、予算措置も四十八年度の予算の中でしていただきまして、こういう財団を活用しながら、国際協力の実を上げながら、これからの遠洋漁業に支障のないようにいたしてまいりたいと、このような考えに立っておるわけでございます。
しかし、これを打開する上におきましては、国際協力の上に立ちまして、そして日本国民の大事なたん白資源の確保をしなければならないということから、今回国際漁業協力財団の発足を見たというようなことでもございまするし、また、未利用資源である深海魚の開発というようなことも考えていく必要がありまするし、さらには、すでに発足後三年経過いたしましたが、海洋水産資源開発センターによる新漁場の開発、こういうような、いろんな